「実家を未来に活かすために、今できること。」
「空き家を家族と地域のための場所に。」
実家が空き家になってしまった方へ。
大切な家を未来へつなげるため、そして心地よく活用していただくための情報をお届けします。ここでご紹介するのは、私自身が実家をリノベーションした経験をもとに、空き家活用の可能性を具体的に実感いただくためのアイデアです。
「心地よい暮らし」をテーマに、35年間で約1,500世帯の家族と関わり、多くのご相談を伺ってきました。特に耳にするのが、「実家をどうにかしたい」という声です。都市部での生活を送る中、実家の活用に直面する方が増えています。 実家のリフォームを実現された方からは、「人生の課題をクリアしたような満足感(60代)」という声もあり、その思いに深く共感しました。 私自身も実家が空き家になることを防ぐため、納屋や倉庫をリノベーションし、宿泊施設として再生しました。実家活用のモデルとして、実際にこの場で活用術を体験いただき、空き家への新たな視点を得ていただければ幸いです。 代表 小林光一郎
空き家の増加とその影響
・老朽化 建物が手入れされないままだと、雨漏りや床の劣化などが進行し、補修費用が増大します。
・治安の低下 空き家が多くなると、不審者の侵入や不法投棄が増え、地域の治安が損なわれるリスクがあります。
・地域活力の低下 人口が減少し、空き家が増加すると地域のコミュニティが縮小し、集落の活力が失われる可能性があります。
空き家問題は全国的に拡大しており、総務省によると近年では全住宅数のうち13.6%が空き家となっています。この増加は特に地方で顕著で、地域社会にとって大きな課題となっています。実家の管理ができない方からは「遠方に住んでいるため管理ができない」「家族が頻繁に帰れず、そのまま放置するしかない」といった声も多く聞かれます。また、「どのように活用すべきか分からず、具体的な方法が知りたい」というご意見も。これらの声からも、多くの方が空き家の活用に悩んでいる様子がうかがえます。
空き家活用のアイデア
実家をリフォームすることで、さまざまな可能性が広がります。 空き家を放置すると、管理費用や周囲への影響がかさむだけでなく、資産価値の低下も避けられません。一方、リノベーションを行うことで長期的な利用価値が生まれ、コミュニティや家族にとっての資産となります。
集まれる場所に:家族や親しい友人たちが集まれる拠点として、実家を宿泊施設や交流スペース・貸農園にリノベーション。
Ryuo Fieldは、私の実家にあった納屋と倉庫をリノベーションした施設です。もともとは家族や仲間が集まり、楽しめる場所にしたいという思いで始まりましたが、現在は地域の方や遠方からのお客様にも訪れていただき、「リトリート体験」の場として多くの方にご利用いただいています。
移住検討の方へのアピール:居住者が住めるように整え、賃貸物件、もしくは売却物件として提供。地域に新たな住民を呼び込む手段にもなります。
福岡市から阿蘇市一の宮町へ移住した三浦さんご家族、リノベーションをお手伝いさせていただきました。
築 70 年の古民家を購入し、住居兼カフェにリノベーション。
デュアルライフ(2拠点生活)に:普段は遠方都市部に居住、休日や季節ごとに家族が集まる場所、地域での交流拠点としての活用、『心の休息地』に活用。
現在は東京都にお住いの藤井さんご夫婦。旦那様のご実家松橋の築50年の実家をリノベーション。亡き画家のお母様の絵画が沢山飾られ素敵な空間に生まれ変わりました。
住宅や施設のリフォームを手がけてきた私たちは、創業から35年、心地よい暮らしの提案を続け、1,500世帯以上のご家族に寄り添ってきました。家づくりで培ったノウハウを、次世代の空間づくりに生かしています。
- リフォーム・リノベーション
- 内装や設備のデザインコンサルティング
- 空き家活用のサポート
リノベーションに関する疑問、デュアルライフの始め方、運用方法など、実家活用についてのご相談を受け付けております。お気軽にお問い合わせください。